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ビジネスにおいて、ピグマリオン効果を適用することで部下のモチベーションを上げ、チームとして生産性を向上することができます。本日の記事にて、ピグマリン効果が部下のモチベーションを向上させる仕組みと、上司がどのようにピグマリオン効果を活用すべきかについて説明します。

悩む女性
悩む女性
  • ピグマリオン効果って何?
  • ピグマリオン効果ってどのような仕組みで部下のモチベーションを向上させるの?
  • どのようにピグマリオン効果を活用すればよいの?

 

1.ピグマリオン効果とは?

ピグマリオン効果とは、『人間は期待されたとおりに行動する傾向がある』という心理行動理論であり、1964年にアメリカ合衆国の教育心理学者ロバート・ローゼンタールにより論じられたものです。 ピグマリオンという名称は、ギリシャ神話を収録した古代ローマのオウィディウス変身物語』でピュグマリオン王の恋焦がれた女性の彫像が、その願いに応えたアプロディテ神の力で人間化したと言う伝説に由来します。(引用:wikipedia)

 

ビジネスにおいての3つのピグマリオン効果

ピグマリオン効果( 人からの期待がその人の行動に及ぼす影響)は、ビジネスにおいても適用される。過去の数多くの研究において、下記の3点の事実が明らかになっています。

  • マネージャーがどのように部下に期待し教育するかにより、部下の業績や将来の昇進はほぼ決定される。
  • 優秀なマネージャーは、部下自身に『マネージャーに期待されている』ことを認識させ、『自ら高い成果を出せる』と信じさせることができる能力を持っている。
  • 部下は、マネージャーに期待されていると感じていることしかしない傾向がある。よって、マネージャーの期待が小さいと部下の生産性が低いままのことが多い。

 

ピグマリオン効果の具体例

(1) マネージャーの期待が生産性に及ぼす影響の実験– 1961年メトロポリタン生命で実施された実験

メロとポリタン生命の支店長は、営業成績の優秀な新人社員を各代理店からより集めしたエリートチームを編成しました。そのエリートチームに対し、業績向上に対し挑戦的なターゲットを設定すると共に、全社員の前で大きな期待を表明しました。その結果、エリートチームは期待に応える為、圧倒的な成果を上げ、支店全体の前年売上40%増加大きく貢献しました。 

この実験からわかったことは、優秀な人材を一つに纏め、目に見える形で期待をかけることで、個々のモチベーションが向上すると共に、共通の目標の元、個々の能力が相乗効果されるということです。

 

(2) アニメ ルーキーズの川藤先生

より身近なところでお話しすると、アニメ:ルーキーズの川藤先生が、ピグマリオン効果を最大活用しています。手に負えない不良野球部部員に対し、正面からぶつかり、先生の気持ちを伝え、『お前ならできる』本気で期待する。先生の期待が本物であることに不良生徒が徐々に気づき始め、先生の期待に応えようと自ら変わろうとします。今まで周りから見下され誰からも期待されなかった不良生徒にとって、先生からの期待は、本当にうれしいものであり、その期待は強烈に不良生徒を動かす動機付けになったのです。(興味ある方は、日本最大級の動画サイトU-Nextの無料トライアルでご覧下さい)

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2. 上司の期待感はどのように部下に伝わるのか?

上司の期待感は、言葉より態度により無意識のうちに部下に伝わる傾向があります。

 

特に部下に期待していない場合、部下は上司の雰囲気や些細な態度から否定的な感情は伝わりやすい。部下が上司の期待度の低さを感じることは、時に上司から激怒されることより精神的に落ち込ませます。結果、その部下のモチベーションは今後も高まることはありません。

 

一方、上司の部下に対する肯定的な感情は伝わりにくい傾向があります。上司は、部下に対し態度で期待度を示し、また時には言葉でも伝え、部下に上司の期待度を認識させる必要がある。

 

3. 部下を動機づけるには現実的な期待が必要。

上司の部下に対する期待は、現実的でなければなりません。 部下の能力からかけ離れた期待をかけた場合、部下は自分には達成できないと感じたとき、努力を放棄してしまいます。結果として、上司への不信感によるモチベーションの低下により、本来達成できる成果以下の成績しか出せなくなってしまうことがある。

 

4. 上司はどのように部下に『上司の期待を達成できる』と信じさせることができるか?

優秀な上司と、無能な上司の明らかな違いは、優秀な上司は、部下に何を期待し、どのように教育し、どのようにモチベーションを上げるかについて自身の能力に確固たる自信を持っています。部下が対処できない問題が発生した時は、いつでも上司が介入し、部下が前進できるようにサポートし、最後には部下を目標達成まで導くことができます。

上司は、自分自身に対する確固たる自信がある為、部下にためらいなく高い期待をかけ、また部下も上司の期待を信じることができるのである。

 

5. 優秀な上司が新入社員を教育する重要性について

幼年期の方が、物事の吸収が速いのと同じように、企業においても新入社員に対してどのように教育するかが、今後の新入社員の生産性に大きく影響します。入社年数が経過するにつれて、固定観念が生まれ新しいことに対する柔軟性が損なわれてしまう為です。

 

優秀な上司が若い社員に対し、上司の期待を伝え、その実現に向けて適切に部下をサポートすれば、部下は上司を信頼し、部下も上司の期待に応えようと自ら努力するようになる。結果として、チームとしての生産性が向上するのである。

 

現在新入社員が入社3年未満で退社する傾向があるが、これば明らかに入社後教育を担当するラインマネージャーの実力不足が主な原因の一つです。経験も実力も乏しいラインマネージャーは、優秀な部下の能力を感情的に否定し、プライドを傷つけ、部下の人生までネガティブに影響してしまうことがあります。 一方優秀なマネージャーは、ピグマリオン効果を利用し、部下に大きく期待し、部下を大きく成長させることができるのである。

 

ピグマリオン効果を活用し、部下のモチベーションを高めることができれば、部下との信頼関係が構築でき、チームとしての生産性が圧倒的に向上します。最後に本日の纏めを下記に記載します。

 

まとめ

  1. 上司の期待度により部下のモチベーションは向上する
  2. 上司の期待度は、現実的に達成可能なものである必要がある。
  3. 上司の否定的な感情は、部下に伝わりやすく、肯定的な感情は伝わりにくい。
  4. 部下に『上司の期待は達成できる』と信じさせるには、上司自身が部下を成長に対し、確固たる自信と能力を持つ必要がある
  5. 固定観念のない新入社員の教育は、優秀なマネージャーが担当し、期待とともに適切なサポートを実施することが重要である。

では、本日の記事は以上になります。興味がある方は、『動機づける力』をご覧下さい。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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Soichiro Kaede

Soichiro Kaede

外資IT企業アジア圏SCM責任者として勤務しながら、クロスフィットで日本トップ10を目指して奮闘中。日々のトレーニングと気晴らし旅行写真について発信していきます。

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