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< 変化に対し柔軟に適用する為の準備>
変化に対し柔軟に自分自身をその環境に適用させ、どのような環境下でも高いパフォーマンスを発揮できるよう準備が必要。
下記の①~⑧を自分自身の中で確立することで、変化に対する適応能力は飛躍的に高めることができる。
①自分の価値観をはっきりさせる
- 自分の価値観を変えようとする必要はない。自身の価値観をベースにし、柔軟に変化に対応できる準備をすることが大切。
- 下記で項目でどれが自分の中で重要か確認すれば自身の価値観がわかりやすい。

引用:伊藤守、コーチング・マネジメント (2002)
②未完了を完了させるシステムを持つ
- やらないといけないことをため込むと、不定期に意識に上がってきて、注意とエネルギーを奪います。未完了を完了させることで、目標へ向けてのエネルギーを集中することができる。
③ 自分の感情・考え・欲求・行動・自分の役割と距離を持つ
- 自分の感情・考え・欲求・行動・自分の役割にコントロールされないよう距離を保って自身を観察することが重要。そうでないと感情の浮き沈みなどに自分をコントロールされてしまいます。ストレスレベルが高い時はどういうサインが現れるか?自分自身を観察できるようになることが大切。
④ 私たちという視点で人と関わる。
- 私たちの利益、私たちの成功という観点からコミュニケーションをとると不必要な摩擦を回避し視野が広がります。”私”という視点の場合、自己が前面に出て他者との軋轢が生まれることが多い。
⑤ 成功の為のバランスをとる
- 下記の1-4 どれか一つ欠けていても幸福感・成功感が薄れる。また、どれか一つバランスが崩れることで、多くのエネルギーがそれに消費されることになる。
- 常に4領域全てにおいてバランスをとり、課題がある時は軽微なうちに修正することが大切。
- 経済領域:生活する為に必要・十分な給与
- 健康領域:精神・身体共に健康を保つ
- 個人的生活の領域:家族・友人との良好な関係と適切な距離感
- 職業の領域:上司・同僚との良好な関係と適切な距離感
⑥ 楽観的である
- 自分自身がコントロール可能な領域に集中し、コントロール外の領域に関しては、楽観的に考えるようにする。
- コントロール外に時間を費やすだけ時間とエネルギー消費の無駄になるだけ。
⑦ 常に3つ以上の選択肢を持つ
- 選択肢が一つの場合、それは脅迫であり、大きなストレスがかかる。
- 少なくとも二つの選択肢、できる限り3つの選択肢を持つことで心の余裕ができ、すべきことに集中できる。
⑧オリジナルガイドラインを作る
- 上記①-⑦以外でも必要であればオリジナルガイドラインを作る。
- その時の留意点として下記を参考にする。
(留意点)
- 自分の考えと事実との間には、常に誤差はあると理解する
- いつも、絶対、必ずはない
- 誰かができていることは私にもできる、私にもできることは、誰にでもできる
- 役に立たない考え方に固執せず、いつでも視点を変える。
- どのようなガイドラインに沿って行動しているか?ほかにムダなエネルギーが奪われていないかを確認する。