2週間の集中勉強にて2020年8月29日にNSCA-CPT認定資格に合格しました。今回は、私が合格までに行った全ての内容を纏めます
その他個別に質問ありましたら、Twitter, 問い合わせフォームから気軽に聞いてください!

NSCA-CPTとは
- NSCA-CPTとは、NSCAジャパンが認定する全世界で信頼性の非常に高いパーソナルトレーナー認定資格。
- NSCA認定資格があると、効果的なトレーニングプログラムの計画・実行・指導できる専門的能力を持つ人材としてクライアントから信頼を得やすい為、副業でパーソナルトレーナーを始める方にとっては必須の資格になります。
受験資格詳細はNSCA-Japanののリンクを確認下さい。
要点
- NSCA悪門が多い。公式テキスト/問題集からはほとんど同じ問題がでない。
- メルカリから購入できる『NSCA-CPT試験対策問題集』は、公式問題集より役立つ。購入必須。
- 公式テキストを一から読むのは絶対NG。①NSCA-CPT試験対策問題集→②問題集に紐づく箇所をテキストで調べる→③公式問題集 という流れで勉強をすべし。
- エクササイズテクニックは、実際にスポーツジムで体を動かしながら頭に定着させると効率が良い。
- 上記のフローを5回転ほど回す。問題の答えが、すぐに答えれるようになれば、合格レベルに達しているといえる。
購入するもの
②『NSCA-CPT試験対策問題集』 ( メルカリから購入)
*①、②は購入必須。③は、お金に余裕があれば購入して下さい。私は③無しで合格しました。
NSCA合格までの勉強時間
- 合計50時間 (毎日3-4時間 x 15日)
- 暗記がメインの為、短期集中で取り組むのが効率がよい。
- ①NSCA-CPT試験対策問題集→②問題集に紐づく箇所をテキストで調べる→③公式問題集を5回転ほどし、問題の答えがスラスラ回答できれば、それ以上勉強するのはあまり意味がない。 NSCA-CPTは、公式テキスト/問題集からも出題されることが少ないような悪門。上記①~③対応後、思い切って受験することがお勧めです)
NSCA傾向と対策 (頻出問題個所)
- NSCA-CPT試験は、すべて三択で155問中70%(約100問)正解すれば合格になります。結果は、テストセンターで即時公表されます。
- 公式テキストの中で、頻出箇所は限られています。下記にてこれだけは、必ず理解すべきポイントを纏めていますので参考にして下さい。
<問題傾向>
(1) クライアントに対する面談と評価 (テキスト9-11章)
必ず理解すべきポイント
- 初回面談の目的とスクリーニングの違い、その流れを理解する
- インフォームドコンセプトの内容
- 冠状動脈疾患の危険因子 →必ず出題されます。下記表の全ての数字を暗記してください。
下記の図面は、NSCA-CPT 頻出問題になります。必ず暗記下さい。
(1) NSCAパーソナルトレーナーの為の基礎知識 p167 表9.1冠状動脈疾患の危険因子閾値
(2)NSCAパーソナルトレーナーの為の基礎知識 p176 図9.1危険性の階層化に基づく推奨される運動テストと監督の必要性
4.体力テスト方法 (こちらも体力テストの順番が頻出されます)

- 5.三大栄養素について ( 第7章)

6.水分摂取量

- 7.増量と減量の数値理解
(2) エクササイズテクニック (テキスト12-14章)
問題集43問中、ほとんどが13章レジスタンストレーニングから出ます。そのうちビデオ問題が10問以上出題されます。
エクササイズのビデオ問題は、どのような姿勢、スピード、グリップ、補助でトレーニングをするかを問われます。
必ず理解すべきポイント _ 13章レジスタントトレーニング
公式テキストに写真がある全てのトレーニングにおいて下記の点の理解が必要。
- グリップの分類
- 5ポイントコンタクト
- 呼吸
- ウエイトベルト
- 補助法
- 鍛えられる筋肉
必ず理解すべきポイント _14章心臓血管系のトレーニング方法
- 公式テキストに写真がある全ての有酸素系マシーントレーニングにおいて下記の点の理解が必要。
- トレーニング方法と名称の一致
- 姿勢の暗記 (テキスト写真の下段に記載されている文面は理解必須)
- バイクのシートの高さは必須事項 (NSCAパーソナルトレーナーの為の基礎知識 p357 図14.5 適切なシート高の調節 を参照)
- ウォーキング・競歩・ランニング
- 接地の順序、競歩のルール
(3) プログラムデザイン (テキスト15-19章)
必ず理解すべきポイント_ レジスタンストレーニング
- エクササイズの配列 ( コア、補助、ストラクチュアル、パワー)
- 負荷と回数
- 休息時間
- トレーニング頻度
- トレーニング量
→下記の表は、最頻出箇所。全ての数字丸暗記必要です。
(1) NSCAパーソナルトレーナーの為の基礎知識 p391 表15.11 トレーニング目標に応じた負荷と反復回数の設定
(2) NSCAパーソナルトレーナーの為の基礎知識 p394 表15.14 トレーニング目標に基づく推奨休息時間
必ず理解すべきポイント_ 有酸素トレーニング(16章)
- 最大心拍数法
- カルボーネン法
下記の図面は、NSCA-CPT 頻出問題になります。必ず暗記下さい。
(1) NSCAパーソナルトレーナーの為の基礎知識 p422 表16.2 有酸素持久力トレーニングにおける心拍数
3.主観的強度(Borgスケール)
下記の図面は、NSCA-CPT 頻出問題になります。必ず暗記下さい。
(1) NSCAパーソナルトレーナーの為の基礎知識 p424 表16.1 主観的運動強度(RPE)スケール
(4)安全性、緊急時の手配、法的対処 (24-25章)
理解すべきポイント
- 一般的フィットネス施設/ホームジムの機器の配置と間隔
- メンテナンスを行う頻度
- 法的側面に関しては、一般常識で回答できる問題が多い。問題集をこなすことで十分と思います。
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初めまして。こんにちは。
お一つ質問が御座います。
NSCA-CPTですが、模擬試験問題と本番の試験の難易度は、然程お変わり御座いませんか?
現在、Homepege更新を行ってまして、返答が遅れました、、、申し訳ないです。
ご質問の件、公式模擬試験と本番試験の内容は、かなり異なります。よって、公式問題を正解できれば本番に合格できるというとはありません。NSCA-CPT本番試験は、正直悪問ばかりです。公式テキスト、公式問題集を行っていても、答えが何かわからない質問が多々出ます。私が行った対策としては、下記の2点です。
1) ブログに載せた問題集を購入し、こちらの問題を確実にできるまで繰り返す
2) 上記の問題集に対応する公式テキストの項目を一通り読み、理解する。
正直対策としては、上記のみでOKです。言い換えれば、上記以上の努力をしても本番試験が悪問ですので、努力が報われることは少ないと思います。
こちら、参考として頂けますと幸いです。
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